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うつ病のイロハを学ぼう【抗うつ薬の特徴や再発防止も忘れずに】

重要な4つのポイント

診断

うつ病治療の方法はいくつもありますが、その1つに薬物療法があります。薬物療法はうつ病治療の基本で、症状の程度にもよりますが休養と薬物療法を正しく行なえば症状が治まると考えられています。薬物療法において重要なのは、「薬物を正しい方法で飲むこと」です。そこで、薬物療法における注意点を4つのポイントに分けて説明していきます。

1つめのポイントは「規則的かつ継続的に飲む」という点です。当たり前のことではありますが、抗うつ薬を含むどの薬物も、処方時の指示に従って飲んで、初めて十分な効果が得られます。医師から抗うつ薬を処方されたら、処方するタイミングを守って飲むようにしましょう。基本的に抗うつ薬に即効性はありません。効き目が現れるまでに2~4週間ほどかかるので、それまで指示を守って継続しましょう。

2つめのポイントは、「薬の種類や摂取量を勝手に変えない」という点です。抗うつ薬として処方される薬には、主に4つの種類があります。「SSRI」、「SNRI」、「TCA」、「四環系抗うつ薬」の4種類です。薬効や副作用の強さはそれぞれ異なり、またどれがうつ病の症状の緩和に大きな効果を示すかはその人の症状や体質によっても異なります。自分の判断で飲む薬を勝手に別の種類に変えたり、量を増減したりすると、効果が得られないどころか本来起きないと考えられる副作用が発症することもあります。

3つめのポイントは、「副作用や離脱症状に注意する」という点です。抗うつ薬を飲むと、副作用が起きることがあります。副作用の発生にパニックに陥らないよう、抗うつ薬の種類によって起こりうる副作用の数や内容はある程度把握しておきましょう。もう1つ注意したいのが離脱症状についてです。薬物療法の最中、減薬や断薬をする際離脱症状が生じることがあります。離脱症状は心身に悪影響を与えるので、これがうつ病の症状にさらに拍車をかけてしまう恐れがあるのです。それを回避するためにも、減薬や断薬をする際は、医師のアドバイスと自身の心身の状況をじっくり考えるようにしましょう。